今だからこそ東ジャパン大会なんだぜ！

９月・・・

それは夏休みが終わり、学生達が阿鼻叫喚に落とされる恐怖の季節
そして、新学期ともなれば当然やってくる夏休みの宿題

FITS先生「だぎゃ君、レポートを提出しなさい
だぎゃ「やってません


はい、と言うわけでですね
廊下にバケツ持って立つのが嫌なので今頃になっての更新です。
ちなみに遅延原因は主にパソコンの熱と部屋の熱にやられたことですね。
今年の猛暑はマジきつい、本当きつい、
あ、ウチの部屋には冷房なんて気の利いたものはないのであしからず
と言うわけで近所のデニーズに引きこもっての更新となります
あ、お姉ちゃん、水おかわり。

毎度おなじみ海の日を迎えての大会となるこの日
参加人数は１８人。
いやー、今年もなかなか多いですね。いつもありがとうございます。

さて、そんな中、前評判として呼び声が高かった話題はこんな感じでした。
・だぎゃぎゃＥＸは優勝３連覇となるか！？
・FITSは準優勝３連覇となるか！？
・全国一の弓月は東日本一になれるか！？
・ハカセは・・・また変なデッキ組んできたんだろうな
・ニシハラさんは・・・まぁいつも通りか。予想するだけ無駄だ

などなど、特に呼び声の高いのが全国一の弓月ですね。
こいつは竜巻使いからキシュナ使いに転向し、勝率をバカ高く積み上げること山の如し
どうやら竜巻で女の子のスカートをめくるのに飽きたので、キシュナでめくることにしたようです。
まぁキシュナがスカートをめくったら怖いお兄さん達に連行されますが
とにもかくにも魔法デッキの使い手は弓月を特に意識しなければなりません！
キシュナをどう攻略するかが優勝への鍵となるのは間違いないでしょう

そんな中、関東のカオス野郎ことハカセ
大会１週間前に組んだのが、何と魔法デッキ。
キシュナの対抗策がどうなるのか気になるところです。

ジン「あのさぁ、組んだの魔法デッキってマジ？
ハカセ「当然だろ！だって俺、魔法デッキのほうが強いもん。
ジン「弓月と当たったらどうすんのよ？
ハカセ「もちろん対策は万全だに

攻撃的なデッキを使い弓月と相性の悪いジン
マリクを主軸とする似非魔法デッキ使いのテツボクサーは
ハカセの対抗策が気になっていたようです。
そんな中、会場入りする弓月

弓月「こんちゃー

ハカセ「何しにきやがった、てめえ

　　　　帰れ！帰れ！帰りやがれ！！

ものすごい勢いで弓月に突進し、追い出そうとするハカセ
ハカセの強大なプッシュ攻撃から逃げようとする弓月
・・・おい、ハカセ・・・まさか対抗策って

キシュナ対抗策
その１：キシュナ使いを全力で会場から追い出す

とりあえず弓月を含め１８人で大会開始。
１回戦の注目カードとして挙がったのは
ジン　VS　弓月

そう言えばジンは弓月対策をバリバリに積んできてデッキを弓月殺しに特化したと言っていました。
まぁ彼、弓月にはフリープレイでボロクソにされていたようなので、勝つためには当然と言ったところなのでしょうか。

ハカセ「はっ、ざまあみろ！あんたどうせそこでジンに蹴落とされるよ
　　　　俺の思ったとおりだに、まさに作戦通り！

・・・ハカセさん？

キシュナ対抗策
その２：きっと、キシュナ使いが自分と当たる前に負けてくれる

さて、１回戦の名勝負だったのが
so-to　VS　ニシハラ

いやぁ、ニシハラさんのR1シーダがメリクルソードで無双するわ
何故かso-toさんのR3エルクが３列目まで来て制圧しようとしてるわ
しかも、何故かその状態が2ターン以上続くわ
なかなか見れない好勝負でした

どちらも決め手に欠け、こりゃ引き分けかなーと思っていました。
so-toさんの騎兵に侵入チャンスがあったのですが、いかんせん【足枷】持ちのロレンスおじさんを
潜り抜けなければいけないんですよ。
魔法ユニットがいてロレンスにダメージは入るが、【足枷】を防ぐには1点足りない、
どうするso-toさん！


so-to「雹、打ちます


素晴らしい解決策、何と言う解決策
手札にパンプがないのは知っていたが、そんな解決策があったとは
結果、so-toさんの騎兵が侵入し、時間ぎりぎりで制圧勝ちしました。

さて、注目カードの勝負は

ジン「勝ったあああああああああ！！！
弓月「ウボァー
ハカセ「よっしゃあああああああ！！！
　　　　作戦通りじゃああああああ！！！！

えー、見事ジンが勝ったようです。さすがに壊れた槍の枚数増やしたり2回攻撃ユニットの枚数増やしたりと
弓月対策を怠らなかったことが実を結んでくれたようです。
あと、ハカセ。君のは作戦じゃない。

他、ザキの進化系ことＹザキさんが牙デッキを使ってたり（残念ながら負けてしまいましたが・・・）
西からの刺客ことツバメさんが順当に勝ち2回戦へ駒を進めていました。
あ、そう言えばツバメさんにセーラ渡すの忘れてた
まっ、いいか

西といえば今回、ナンナ使いのりゅーとさんは諸事情で来れなかったようです。残念。
代わりにハカセが「りゅーとさんのデッキで出てあげる！」と約束を交わしたようですが
・・・ハカセ、魔法デッキだよなぁ？（注：りゅーとさんのデッキはナンナ主軸の祈りの剣デッキです）

りゅーとさんへ
2010年9月5日現在、ハカセはイタリアへ旅立ちましたので苦情はイタリアまで追っかけて言ってください。


はい、では続報です。
続く2回戦、目立った試合は引き分けはしたものの
牙デッキのYザキさんが弓月さんのキシュナデッキに対して脅威の粘りを見せたのが印象的でした。

だぎゃ「牙デッキ強いんすか？
Ｙザキ「いやー、でも今の試合１回も牙を打ってませんよ？

・・・あれっ？


3回戦だ、3回戦なんだぜ！
この時点で全勝者は4名なので、ちょっと紹介

1回戦で雹を使いサプライズした。今日の俺は一味違う　　so-to
1回戦で強豪弓月を撃破し、波に乗る男　　　　　　　　　　　ジン
1回戦で弓月が敗れ、「もう俺の敵はいない」と豪語する　ハカセ
1回戦終わって「また勝ったんですか？」と言われました　だぎゃぎゃEX

そして、組み合わせは決まった。
so-to　VS　ジン
ハカセ VS　だぎゃぎゃEX

ハカセ「えーっ！？俺、だぎゃ嫌だあー

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だぎゃ「お、お前、もう敵はいないって言っただろ！？
ハカセ「敵はいないって言ったけど、だぎゃは強いから嫌なのおー、
　　　　そーちゃんがいいー
so-to「な、何か私、今軽くバカにされたぞ！？

突然、わがままな女子高生みたいなことを言い出すハカセ
この男、本当やりたい放題だな！
まぁ組み合わせは変わらないけどな！な！

ハカセ「ちっ、俺のプランでは俺とそーちゃんが当たって軽ぅ～く捻ってやって
　　　　ジンとだぎゃが引き分けて俺の優勝の予定だったのに
ジン「俺とだぎゃで引き分けるか！
so-to「っつーかあんたどこまで他人任せのプラン組んでんだよ！

ハカセ「ま、そーちゃんはそこでジンに負けるからいいよ
so-to「・・・・・・・・・・・・・
ジン ＆ FITS「否定しろよ！
so-to「いや、そろそろ私的には退場する頃合かなぁと

えー、そんなバカな会話から始まる3回戦。
ハカセのデッキは魔法デッキ、その名も「シルバーバレット」
シルバーバレットとは元々MTGの用語で、わからない人は「色々なデッキの対抗策がいっぱい入ってるデッキ」と認識してくれればいい。
ハカセは、この日の為に厳選した10枚のカードを1枚差しで積み、あらゆる状況を打破できるように組み上げたのだ。

さて、対抗するだぎゃぎゃEXは東ジャパン二連覇中のハイスタンダード
今年に入ってからは全国で1回だけ柊十夜に土をつけられたぐらいで
あとは負けなしの、安心と信頼の聖戦紋章の混合デッキ。ちなみに魔法デッキには相性がいい
下馬評では相性もあり、だぎゃぎゃEXの方が有利だろうと言う評価だった

しかし、この後、その試合を見ていた誰もが銀の弾丸 -シルバーバレット-に震え上がることとなった。

試合開始から10ターンが経過した。
場は膠着状態。
だぎゃが１ターンごとに新たなユニットを展開するも、それがことごとく潰されていく。
こちらから見て３列目、すなわりハカセ側から見て２列目に居座る変な奴等がどうしても倒せず
無視して先を行くとそいつらに落とされる為である。

ハカセ側から見て、２列目の真ん中はFER４弾でも強カードとして有名なイドゥン
こいつは・・・まぁ仕方ない
イドゥンというカードをそれを倒せる有効カードが手札にないと【魔竜化】で圧倒的な防御で盾とされてしまう。
そして、この時は残念ながらそのカードを持っていなかった。
問題はその左に居座ってる奴だ

イドゥンの左にハカセはもう１体配備した。
ウェンデルである。
もちろん、ただのウェンデルなら何てことはない、むしろ倒せない方が悪い。
しかし、このウェンデルはただのウェンデルではなかった。

星のオーブを装備してきたのである。

元来、魔法攻撃の基本攻撃力が４点のユニットは寿命が短い。
４点攻撃をした次のターンに支援が間に合わず、倒されることがあるからだ。
だが、このウェンデルは星のオーブを装備している為、攻撃に気力を１しか使う必要がない。
そのおかげで強固なラインが組める。
また、仮にチップを使いすぎても【速】がある為、緊急回避が可能。
正直、このラインを破るのは攻撃的なデッキでない限りは至難の技だ。

ハカセの狙いはこうである。
イドゥンとウェンデルで確実に１体ユニットを叩き落とす。
↓
イドゥンの【魔竜化】で支払ったカードを白の宝玉の２番目の効果で回収（最優先はドローカード）
↓
ドローカードを回収し、相手のドローカードを無効カードで無効し、息切れをさせる。
↓
状態が万全になった所でラインを上げ、全滅または制圧勝ちを狙う。

この時、ハカセが少しでも勝機と思い、ラインを上げてくれれば楽に勝てた。
こちらは囮のカードがあり、ハカセが無効カードをドローソースに使うぶん、こちらの防御カードを無効にする手立てが薄いからだ。
ところが、この男、本当に進まない。２列目から出てこない。
こっちがどんなに罠を張っても、誘っても一向にそこから出てくる気配がない。
せめてイドゥンだけでもハカセ側から見て３列目に入ってくれれば、どんなに楽だったか。

ふと顔を見上げる。
ハカセと視線が合う。

ハカセ：（にんまり☆）

てめえの考えてることなんざお見通しですよと顔が言ってる。
これ以上ない、どや顔だった。

ぶ　っ　飛　ば　す

しかし、ハカセにも計算外があった。
それは予想以上にこちらが粘っていることである。
まず１つはユニットが尽きないこと。
２つ目はそれが間接攻撃ユニットであること（ハカセはイドゥンとウェンデルにチップは乗せてるが、後続のユニットのチップまで面倒が見切れない為、この２体以外は脆くすぐ落ちる）
３つ目は今引きのカードに全て無駄がなく、そのターンで必要なものを全て引いてきてること。

その後、膠着状態を打ち破り、ハカセのラインを突破するも
こちらも限界まで力を振り絞ったツケが回ってきて、決定力に欠け時間切れ。
でも、すいません、白状します。今引きが1ターンでも神引きしてなかったら負けてました。
結果は五分でしたが、試合の中盤部分までは確実にハカセ側に主導権を握られていました。
本当強いです、この男。

逆サイドのso-to対ジンは、激戦の末、勝利したのはso-to君
つまり、ハカセとだぎゃが引き分けたことにより全勝者は1名となり
ゲーム終了。

第3回　東ジャパン大会
優勝　　so-to (３勝）

2位：ハカセ （２勝１分け）
3位：だぎゃぎゃＥＸ （２勝１分け）

と言う訳でso-toさん、おめでとうございます。
貴方が今、一番東京で強いプレイヤーです。
例え全国一は弓月さんであっても、関東一はso-toさん、貴方なのです。
これからも関東一として、恥じることのないプレイヤーでいてください。

２位はハカセ。
シルバーバレットは強かったです。
ぜひ、今度は弓月さんも直で倒してください。

３位はだぎゃぎゃEX
３連覇ならず、でも未だに東ジャパンは負けなしです。

と言う訳でヒーローインタビュー
放送席ー放送席ー、こちら東ジャパン大会の優勝者so-toさんの所に来ています。

だぎゃ「優勝おめでとうございます。
so-to「ありがとうございます。
だぎゃ「今回、急遽投入された雹が輝いてましたね。
so-to「いやぁ結構、綺麗に刺さってびっくりしました
だぎゃ「やはり優勝の要因はそこらへんにあるんでしょうか？
so-to「あっ、どっちかっつーとジンさんに勝てたことです。
だぎゃ「は？

so-toさんの心境はこんな感じだったらしいです。
こちらである程度、編集した上でお送りします。

弓月「２回戦終了時点で全勝者はだぎゃ、ハカセ、ジン、so-toか
so-to「たらりたった～♪たらりら～♪
テツボクサー「何、はしゃいでんだよ。この時点でお前の優勝の可能性ゼロだろうが、諦めろ
so-to「バァカめがこれが喜ばずにいられるかああああ
テツボクサー「何？

so-to「だぎゃとハカセが潰しあうんだぞ？
バケモノ同士が勝手に食い合って片方は確実に潰れてくれるんだぞ！？
　　　 できれば相討ちが理想だ・・・そうすれば全勝者はこの私のみ

テツボクサー「ぎょ・・・漁夫の利作戦か
so-to「と言うわけでテツボクサー、お先にチャンピオンを失礼～
　　　 小さくたってチャンピオンー♪美味しくベルトは頂きまあす♪
弓月「でも、それ前提条件としてジンに勝たなきゃ駄目だろ
so-to「うっ、そう言えばもう１人バケモノがいた
テツボクサー「か、勝てんの？
so-to「む・・・無理かも
弓月＆テツボクサー「おい!!!!

so-to「と言うわけで私はジンさんに勝ったおかげで優勝できたのでした。めでたし、めでたし。
だぎゃ「えー、こんな調子のチャンピオンですが
皆さん、今後ともso-toさんをよろしくお願いします。